2013年11月4日月曜日

After EffectsとMODOの連携 その2

前回、After EffectsのカメラデータをMODOへ持って行こうとしてZ軸の回転データだけインポートされないままになっていた問題で何とか解決策らしきものを見つけたのでその紹介を。



まず前回同様After Effects CCの3Dカメラトラッカーを実行しヌルとカメラを作成します。


次にカメラの位置と方向のデータをテキストで保存、ヌルも最初のフレームに位置と傾きのキーフレームをセットしてデータをテキストで保存。

fs_AfterFxIO_scriptとbm_ConvertAeTrack.pyをスクリプトフォルダにセットしたMODOを立ち上げる。

@bm_ConvertAeTrack.pyをコマンドラインから実行、保存したカメラデータのテキストをfs_AfterFxIO用のデータへコンバートする。ヌルのデータもコンバートする。


さて、問題はこのコンバートされたデータにあるようでMODOのフォーラム内でfs_AfterFxIO関連のやりとりをあちこち探していたらfs_AfterFxIO用のデータサンプルを見つけこのデータとコンバートされたデータを見比べたら2カ所違うところがありました。



ヘッダー部分の次の3行
Transform Orientation
 Frame X degrees
  0 0 0
がコンバートされたデータには無いこと、Z軸の角度データの頭にTransform   Z Rotationとコンバートされた方は書かれているがサンプルデータにはZの文字が無いこと。



この違いを修正して上書き保存しfs_AfterFxIOでインポートしたところ無事にZ軸の角度データも読み込まれました。ヌルデータも同じように修正したデータで無事インポートされました。





ただ、このコンバータによるデータの書き出しはフォーラム内では問題ないのか修正したような書き込みが見つからないのでよく分かりませんが自力で2カ所修正すれば使えるようなので良しとします。

追記:AEのカメラデータにはスケールが無いのでMODO側の作業単位をメートルに変えた方がいいです。ミリメートルだとカメラの移動が細かすぎるので作業できなくなることがあります。
それとAEのヌルはZ軸が上方なのでMODOのモディファイヤのコンストレイントを使って位置と回転をあわせるときに注意が必要です。

2013年11月1日金曜日

After EffectsとMODOの連携

The Foundry(旧Luxology)のMODO TVにAfter EffectsのカメラデータをMODOに持ってきてシーンにオブジェクトをおいてレンダリングする方法があったのでhttp://community.thefoundry.co.uk/tv/training/view.aspx?id=662
試そうと思ったのですが別売りのプラグイン”Foundry's cameratracker”がカメラのトラッキングに使われていてAfterFxIO(スクリプト)でMODOのカメラデータとしてインポートできるのですが、CS6から標準搭載された3Dカメラトラッカーとは角度情報が違うのでそのままでは使えません。
しかしMODOのフォーラムの中で解決策を考え出した人たちがいたので早速試してみました。



 After Effectsの3Dカメラトラッカーを使ってトラッキングを実行後ヌルとカメラを作成



キーフレームが記録されたカメラの位置と方向を選択してコピーしメモ帳にペーストしてテキストデータとして保存する。




http://www.dropbox.com/s/9adxdax5s2nyobk/fs_AfterFxIO_script_701.zip
http://misc.berndcmoeller.de/modo/bm_ConvertAeTrack.zip
この二つのスクリプトをダウンロードし解凍してMODOのスクリプトフォルダにコピーしておく



After Effectsに戻り、カメラ設定から画角の値を記録(コピー)する。




After Effects IOのタブのAngle of Viewに先ほどの画角の数値を入力。MODOのコマンドに@bm_ConvertAeTrack.pyを打ち込みスクリプト実行。保存していたカメラデータを選択してコンバートする。



アイテムのカメラを選択、After Effects IOのタブのImportをクリック。コンバートされたファイルを選択。



うまくいったと思いきや、なぜかZ軸の回転だけデータが読み込まれず微妙に車がゆれます。
残念。フォーラム内ではこの方法で問題なく動いているようなので原因は分かりません。もっとも英語が分からないので見落としがある可能性は多分にあります。

ただこのケースでは揺れも小さいのでとりあえずレンダリングしてみました。
Z軸の問題が解決すれば使えそうなのに。